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このサイトについて

AIを“創造と探究の伴走者”として、 環境問題を楽しみながら考え、学ぶための取り組みです。

環境を、もっと身近に。

このサイトは、環境問題をモンスターやニュース、まんが、動画、 読みものなどを通して、子どもたちにもわかりやすく伝えるためのサイトです。

正しい答えを覚えることだけではなく、 「なぜだろう?」「自分ならどうするだろう?」と考えることを大切にしています。

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このサイトは、環境問題をより身近に、 楽しく学べるようにしたいという思いを持つ有志によって運営されています。

特定の企業・団体・組織に依存せず、 独立した立場で企画・制作・運営を行っています。

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この活動に共感し、一緒に学びの可能性を広げてくださる 協力団体・企業・支援者の方を募集しています。

教材づくり、情報提供、技術協力、コンテンツ制作、活動支援など、 さまざまな形でのご協力を歓迎しています。

AIと、環境を守ること

「AIは、データセンターなどの建設によって環境を破壊する側である。 それなのに、AIを使って環境を守る活動をするのはおかしいのではないか?」

そう言われることがよくあります。

たしかに、それは正論なのかもしれません。

しかし、この主張は、次のような二択を迫っているとも言えます。

  • 環境を守るのか?
  • AIを使い続けるのか?

「どちらか一方を選べ」と。

そして、その主張が正しいのだと。

でも、その中に「正しさ」はあっても、

あなたはどうしたいのか?
どうなってほしいのか?

という主体的な気持ちが見えません。

人間はなぜ、「自分が望むこと」よりも、 「正しいと思われること」を主張するようになったのでしょうか?

人間の協力や道徳の成り立ちを研究してきた、 アメリカの心理学者マイケル・トマセロはこう書いています。

“Human morality represents a kind of we > me orientation and valuation.”

人は一人では生きられません。

だから「私はこうしたい」だけではなく、「私たちはこうしよう」と考えるようになりました。

これは、人間が社会をつくるために必要な力だったのだと思います。

そして、その力は、

「私はこうしたい」

から、

「これは正しい」

へ進み、

ときに、

「あなたもそうするべきだ」

へ進んでいきます。

こうして人間は、「正しさ」を共有し、 それを社会の中で守ろうとしてきたのだと思います。

ただ、その途中で、本来は何のために生まれた「正しさ」なのかを見失い、 「正しいから正しい」と、その正しさだけを主張してしまうことがあります。

最初の問いにも、その一面があるように感じます。


では、その「正しさ」は、何のためにあるのでしょう?

18世紀のスコットランドを代表する哲学者、 デイヴィッド・ヒュームはこう書いています。

“Reason is, and ought only to be the slave of the passions.”

美味しいものが食べたい
異性に好かれたい
贅沢に暮らしたい
子供たちに、素晴らしい未来を残したい

どれも、まず人が何かを望み、 幸せになりたいと思うところから始まっています。

何が正しいのかを考えるのは、そのあとです。


私たちのプロジェクトにも、はっきりした考えがあります。

正しさより、人の幸せを優先する

環境を守るのは、人が幸せに生きるためだと考えています。

AIを広く活用するのも、 AIが人類を幸せにするために必要だと考えているからです。

我々は、生きている限り、環境を汚しながら生きています。
そして、環境に牙を剥かれて無惨に殺されることもあります。
そして、環境に生かされてもいるのです。

我々は、農耕を生み出し、電気を生み出し、車を生み出し、 それでも前に進んできました。

AIは、人類が生み出した技術の中でも、 農耕を超える、人類史上最も革新的なものだと考えています。

人類は、環境を変えずにここまで来たわけではありません。

何かを得て、何かを失いながら進んできたのです。


20世紀を代表する政治哲学者の一人、 アイザイア・バーリンはこう書いています。

“We are doomed to choose, and every choice may entail an irreparable loss.”

環境も大切です。
AIも大切です。
今の豊かな暮らしも大切です。
そして、子供たちの未来も大切です。

大切なもの同士だから、ぶつかることがある

だから私たちは、一つを「正しい」と決めて終わりにはしたくないと考えています。

環境への負荷について考える。

でも、その先も考える。

AIをやめればいいのか?
技術を捨てればいいのか?
それで人は幸せになるのか?

アメリカの建築家、発明家、未来思想家として知られる バックミンスター・フラーの言葉として、広く知られているものがあります。

“You never change things by fighting the existing reality. To change something, build a new model that makes the existing model obsolete.”

AIがどれだけ電気を使うのか?
どれだけCO₂を出すのか?
どんな環境負荷があるのか?
どうすれば減らせるのか?

問いを立てながら、AIと一緒に考えることができます。

そして、その学びと気づきを助ける存在として、 AIはとてつもなく優秀な人類のパートナーになり得ます。


私たちは、人類を幸せにするためにAIは必要だと考えています。

そして、AIを人類のパートナーとして、 共に学び、共に生きていく未来をつくりたい。

環境を使い
環境を守り
環境に助けられ
環境に負けながら

それでも一緒に生きていく。

AIも、その未来の中にあります。

私たちは、正しい側に立つために活動しているのではありません。

子供たちが、若い人たちが、幸せに生きられる未来をつくりたい。

「今が良ければ、未来なんてどうでもいい」

そんな逃げ切りを考えない。

だから、環境を考える。

そして、この取り組みを、 みんなで一緒に考えるための場にしたい。

そう考えています。